このHPは、長野県に住んでいながら神奈川県内の公立高校を受験をしようとしている家族の記録です。
中学2年、2期の期末テストが終わった11月、3回目の三者面談が行われました。夏休み前に2回目の三者面談を終えていたのですが、県外高校受験について特に進捗がなかったので、2回目の三者面談の様子はブログには残しませんでした。3回目に行われた三者面談では、県外の高校受験について今後するべき事が分かったので、記録したいと思います。
県外から神奈川県の公立高校受験の流れ
11月の三者面談では、まず最初に担任の先生から、長野県から神奈川県の公立高校の受験をするための手続きの流れが記載されたプリントを頂きました。既に私の方で調べている情報でもありましたが、大まかな流れを以下に紹介します。
令和7年度に入学する学生対象の流れです。我が家は、来年度(令和8年度)受験となりますので、日程が少々ズレるかもしれませんが、大まかな流れは変わらないと思います。来年度受験に備えて令和7年度入学者対象の情報をもとに大まかな流れを把握しておきます。
(●より左側には、手続きする人を記載してあります。)
- 中学校担任
または
中学校管理職中学校アカウントの作成R6.10月下旬以降に手続き
- 私たち志願者アカウント作成
個人情報、顔写真等を登録、申請する
県内受験の人はR7.1.23までに志願者アカウントを作成すればよいが、県外受験の人は下記の「志願者資格承認申請」「学区確認申請」までに行うこと
この後、中学校担任が志願者情報を確認すると志願者アカウント作成完了する
「志願者資格承認申請」「学区確認申請」は、このすぐ下に書かれています。
- 私たち志願者資格承認申請(志望校が県立の場合)
R6.11.30及びR6.12.2~R7.1.15(土・日。休日及び12.29~1.3を除く)に行う
①保護者が神奈川県教育委員会へ申請書類を直接持参する、②e-kanagawa電子申請システム、のうち、どちらかで行う
- 私たち学区確認申請(志望校が市立の場合)
①R6.12.2~R7.1.15の間に保護者が各市教育委員会へ申請書類を直接持参する、②R6.11.30~R6.12.27の間に電子申請、のうち、どちらかで行う
上記2点「志願者資格承認申請」「学区確認申請」の申請時までにR7.4.1時点の神奈川県内に転居先住所を確保しておく必要があります。
また、R6.11.30に神奈川公会堂で開催される「県外・海外・私立当からの志願者説明会」にて申請の受付をしてもらうこともできます。
志願者説明会については、こちらもご参照下さい。
- 私たち志願情報作成(下書き)
志願先の高校を下書き登録する
- 私たち志願情報申請・受験料納付
R7.1.23~1/29正午まで
- 中学校担任上記申請に対する志願情報の確認
R7.1.23~1/30まで
この後、中学校管理職が志願情報を承認すると、志願情報が志願先の高校に送信される
- 私たち志願変更情報申請、受験料再納付
R7.2.4~2.6正午まで
- 中学校担任志願変更情報の許可と承認
R7.2.4~2.7正午まで
この後、中学校管理職が志願変更情報を承認すると、志願変更情報が志願変更先の高校へ送信される
「志願変更情報申請」は、受験を希望する高校を変更した場合のみ行います。
- 中学校管理職調査書等の提出
R7.2.4~2.12必着
受験する高校によっては「面接シート」、「学校独自の様式による提出用紙」等の提出が必要になる場合があります。その場合は、私たちが、事前に作成して中学校の先生に提出します。
- 私たち受験票印刷
R7.2.11~試験前日までに行う
- 私たち学力検査
R7.2.14
「特色検査」、「面接」のある高校は、R7.2.14の他に「特色検査」、「面接」をR7.2.17か2.18に行う場合もあります。
- 私たち合格発表、入学料納付
R7.2.28午前9:00~
以上が、神奈川県の公立高校の受験の流れです。
上記の「志願者手続きの流れ」を確認すると、神奈川県外から高校受験をするご家庭は、気をつけなければならない重要な点があります。それは・・・
中学3年生の2学期中(11/30頃まで)に、翌年4/1~の神奈川県内の居住先を確保しなければなりません。
居住先確保の問題があるので、必然的に志望校の選別時期も早めにする必要があります。
県外から神奈川県公立高校を受験するための注意事項
注意事項①.志望校を決定する時期
上にも書きましたが、12月から1月中旬が期限となっている「志願者資格承認申請」もしくは「学区確認申請」を行うまでに神奈川県内に引越し先の住所を確保しなくてはなりません。
我が家では、11/30に神奈川公会堂で行われる「県外・海外・私立当からの志願者説明会」で申請を行いたいと思っているので、それまでに新居を探す必要があります。
だた、新居を探すためには、まずは志望校を決めなくてはなりません。志望校は、子どもの希望を無視して、親の勝手な判断で決める訳にもいきません。

11/30までに新居を決めるためには、中学3年の夏休み頃までには志望校を決めておくと良いと思います。県内で受験をするご家庭や、県外受験をしても既に新居が決まっているご家庭(例えば、早々に祖父母宅の近くに居住先を確保している家庭など)は、夏頃に志望校を決める必要はなく、2学期中に決めても間に合います。
神奈川県の公立高校は152校、長野県の公立高校は82校あり、倍近くも差があります。たくさんの選択肢の中から志望校を決定しなければなりません。子ども自ら積極的に情報収集すれば良いのですが、中学1、2年の自覚が薄い段階だと、子どもは、目先の楽しさや楽さが優先となり、自ら積極的に情報収集をしません。そのため、私たち親が早めに高校の情報を入手し、子どもに提案していく必要があります。子ども自身の自覚を促すためでもあります。
注意事項②.偏差値
高校の志望校を決める際、「偏差値」を参考にするご家庭が多数だと思います。「偏差値」は、ネットで調べればすぐに出てきますが、公表されている高校の偏差値は、各都道府県内における偏差値なので、都道府県を跨ぐと正確な数値となりません。長野県内では、偏差値70の高校を目指すことができでも、神奈川県内では、偏差値70の高校を目指すことは難しいかもしれません。
志望校を決定するために、まず、子どもが、受験する予定の都道府県内でどの程度の学力を有するのか把握しておく必要があります。
そこで、我が家は、教育開発出版(株)が主催する全国模試を中学2年の1月に受験することにしました。全国の中学生が対象となっている模試で、志望校を4つまで選べて判定して貰えます。現在、通っている塾の先生から紹介して貰いました。
以前、このブログ内で全国模試・神奈川県の模試について調べていますので、そちらも参考にしていただければと思います。
居住地以外都道府県で高校受験をするご家庭が、満足のいく高校受験を終えるためにも、子ども自身の努力の他に、ご家庭のサポートも必要となります。また、注意しなければならないことを以下に挙げます。

県外の高校受験をする人は、中学3年生の夏休み頃までに志望校を決定すること!

県外の高校受験をする子どもは、受験予定の都道府県内での実力を知ること!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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