このHPは、長野県に住んでいながら長野県外の公立高校を受験をしようとしている家族の記録です。
2024年4月、中学1年生から2年生へと無事に進級した我が子。新しいクラスに、まだ慣れない中、早速、担任の先生との三者面談がありました。

我が家は、「高校生活も、このまま長野県で過ごすか、それとも夫婦の出身である関東圏に戻るか・・・」まだ、ハッキリと決まっていない時期ではありましたが、ただ、「子どもが高校生になったときには関東圏へ行った方が良いのかもしれない・・・」と、漠然と考えている時期でもありました。その旨、担任の先生へ伝えた上で始まった三者面談。防備録も兼ねて、その時の内容を記述したいと思います。
そもそも高校の県外受験とは
私立高校の県外受験
私立高校の受験に関しては、そこまで大変なものでもないようです。
合格圏内で希望の私立高校に申込みをして受験すれば良いとのこと。この合格圏内かどうかは、行きたい私立高校を決めた上で担任の先生に相談し、内申等を考慮して合格がどうか大体分かるようです。受験の日にちさえ被らなければ、全国どの私立高校を受験しても良いそうです。
ただ、願書は、自分たちで取りに行き、受験申込みをするとの事です。
公立高校の県外受験
ややこしいのが公立高校の受験です。公立高校受験は、その方針・”内申点”と”試験の点数”の計算方法や割合・試験の難易度が、都道府県によって全く異なります。
ここら辺の情報収集を、受験者本人(と言っても中学生に任せるのは酷な話なので、親が主導でやっていくことになります。)が集めることになります。中学校の先生が、全国の全ての地域の高校受験に関して精通してる訳ではありませんので、県外で高校受験をする家庭は、県内で高校受験をする家庭に比べて、通っている中学校のサポートが”弱い”ものになってしまうのは、仕方のない話だと思います。県外の高校受験することは、本人だけではなく、その親も大変なことなのだそうです。
そして、私立高校の受験とは異なり、公立高校の受験は1つの都道府県でか受験することができません。『長野県では高校受験をしないことの証明書』の発行手続きを担任の先生がしてくれることになります。その手続き期間を考えると「遅くても中学3年生の夏までには、受験する県を決定すること」が、必須となります。

高校受験・公私、共通すること
高校受験をするに当たって、事前に「体験入学」ができるそうです。もちろん県外の高校へ体験入学をしに行っても良いそうで、県外ということもあり、体験入学する日は、中学校を欠席しても良いそうです。体験入学については、各学校や教育委員会のHPを受験者本人(親)が都度チェックし確認することになります。県内で受験する場合は、中学校から情報がありますが、県外受験の場合は、自分たちで忘れずに情報収集していくことになります。長野県の場合は、中学3年生の5月・6月に長野県教育委員会のHPに体験入学の一覧がupされるそうなので、日程の参考にはなるかもしれません。
続いて、中学3年生の11月・12月には「県外受験の手続き」「願書を取りに行く」等の事務手続きが行われます。日付や〆切の情報は、受験者本人(親)が調べることになります。
以上が、大まかな流れとなります。
ただ、受験する県の決定は、できるだけ早いに超したことはありません。証明書の発行手続き期間だけの問題だけではなく、都道府県ごとに異なる受験方針を考えて受験対策の期間・住む家を決定する期間を考えると、受験する県、さらには居住地域をできるだけ早めに絞っていった方が良いのではないかと思います。
今回の三者面談では、『中学3年生で受験する県が決まり次第、学校に伝えること(できれば1学期中)』。これが、一番、重要な宿題となりました。
偏差値問題
高校受験において志望校を決めるあたって参考となるのが、内申点と偏差値だと思います。ここで、やっかいなのが、偏差値です。大学受験は全国統一の偏差値となっていますが、高校については、都道府県によってレベルが異なります。同じ65の偏差値の高校であっても、都道府県によってその実力は異なってくるのです。なぜなら、高校受験において全国統一模試がなく、各都道府県にある塾等が都道府県内での統一模試を実施して、そこから偏差値を割り出しているからです。
従って、長野県で受けた模試により出た偏差値が、関東圏内では通用しない可能性があります。
私達は、長野県に異動になる前は、埼玉県に住んでいました。体感として、勉強・スポーツ等において長野県よりも埼玉県の方が出ベルが高いのではないか、と思っています。たまたま住んでいた場所が、埼玉県の中でも熱心な地域だったこともあるかもしれませんが、埼玉県に住んでいた時、小学校の低学年ではありましたが、我が子は、勉強・スポーツともに『普通』くらいに位置していました。しかし、長野県に越したら、勉強・スポーツともに『上位』に入るようになったのです。
以上の理由から、長野県内で受けた模試の結果が、関東圏内での志望校決定の参考になるのか分からないと思っています。
先に、高校受験においては、大学受験のように全国統一模試が主流ではないと記述しましたが、全く実施していない訳ではないそうです。そのため、今回の三者面談では、「2年生のうちに全国模試を受験してみて、志望校決定の参考にしてみてはどうか・・・」という話になりました。
第1回・三者面談 まとめ
県外高校受験までの流れ(第1回三者面談で分かったこと)
中学2年生のうち
志望校を絞ること。
そのために、全国模試を受けてみること。
中学3年生 1学期中
受験する県の決定・学校への報告
中学3年生 5月・6月
教育委員会のHPに高校体験入学の一覧up・申込み(長野県の場合)
中学3年生 11月・12月
県外受験の手続き・願書取りに行く

ToDoリスト
- 全国模試を調べる
- 受験する県の決定
- 志望校を大まかに絞る
まだまだ、ありますが、今のところ上記のような感じで
親としては、上記を気をつけつつ過ごしていこうと思いますが、子どもには、勉強の実力を備えていってもらいたいと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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