このHPは、長野県に住んでいながら長野県外の公立高校を受験をしようとしている家族の記録です。
どの都道府県で高校受験をするかを 早く決めた方が良い理由
我が家は、長野県在住でありながら、子どもの高校受験を県外で行うことを決めました。受験する都道府県で候補に挙がっているのが、以下の2県を候補に挙げています。
- 夫婦の出身である「神奈川県」
- 転勤で過去に一度住んだことのある「埼玉県」 です。
公立高校においては、1つの都道府県でしか受験することができません。我が家は、上記の2県から どちらの県で高校受験をするかを決定する必要があります。なるべく早めに決定した方が良いです。理由は以下です。
中学校での手続きの問題
通っている中学校で行う手続きがあります。手続きとは、「在住の都道府県(我が家で言うと長野県)では、公立高校の受験をしません」という証明書類の作成なのですが、これは、担任の先生にしてもらいます。書類作成には、それなりに時間を要するので、担任の先生からすると、早めに受験する都道府県を決めてもらった方が有り難いとの事です。と言っても、中学3年生の夏までに決めれば問題ありません。
受験対策の問題

また、子ども自身に関係する問題もあります。高校受験は、都道府県によって、その合格基準や出題する試験内容が異なります。県外で高校受験をする人は、それらの情報を中学校から得ることができず、自分で調べていかないとなりません。まずは、どの県で受験をするかを決定しないと試験対策自体が遅れてしまうことになります。
行きたい高校を決める問題

在住の都道府県で受験する場合は、友達や学校など身近な所から高校の雰囲気やレベルを知る機会があるかもしれません。しかし、県外の高校を受験する子どもは、身近なところから高校の雰囲気やレベルを知る機会がありませんので、どの高校に行きたいか決める判断材料が圧倒的に少ないです。
公立高校の数ですが、長野県が80校、埼玉県が146校、神奈川県152校あります。長野県と関東圏では、高校の数だけでも倍近くあることが分かります。選択肢が増えるということは、情報を収集して選ぶという行為も大変になるという事です。
さらに、高校の説明会の日程についても中学校から情報を得ることができますが、県外の高校については、その日程も自分で調べて情報を取得しなければなりません。その情報収集も早め早めの行動をしておかないと、既に時遅し・・・とう状況になる可能性もあります。

県外で高校受験をするご家庭は、どの都道府県で受験するかの決定を早めにし、情報収集・受験対策を早め早めにしておいた方が安心です。
受験する都道府県の決定
我が家は、最終的に受験する都道府県を『神奈川県』と、中学2年生の6月に決めました。
夫婦が神奈川県出身なので、神奈川県の公立高校については、何となく知っていることも多いです。各高校の大体の所在地やレベルを知っているという事は、全く知らない土地に比べプラスになります。

そして、子どもが高校時代を埼玉県で過ごしたとしても、夫婦の終の住み処は『神奈川県』になると考えています。子どもが、せっかく高校で新しい友達を作っても、引っ越してしまったら友達と離れてしまいます。高校の友達と会うことも大変になってしまいます。私は、社会人になってからも高校時代の友達と会って、色々と相談したり愚痴を言い合ったりした思い出があり、それがあったからこそ辛い社会人時代を頑張り通すことも出来たと思っています。大人になっても続くかもしれない友達との関係を、親の都合により引き離したくないと思ったのです。
以上のことを考慮して、子どもが高校生になってからは『神奈川県』に住もうと決めました。

高校受験に関する情報収集を1つの県だけで済むことは、親の負担も減ります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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